- PC用マイクのオススメを知りたい
- 自分にぴったりのマイクを知りたい
- 使う用途に合ったマイクを知りたい
パソコンでマイクを新たに購入したいけどオススメを知りたい方やオススメされるのはいいけど自分の用途に合っているか不安な方にむけて今回は失敗しないマイク選びのポイントとオススメのマイクをご紹介します。
マイクは値段が高いものほど性能や音質が良いとは限りません。
自分が使う用途や環境に合わせてマイクを選ぶ必要があります。
- マイクの種類を選ぶ
- 使用環境を確認する
- 使用用途で絞り込む
マイク選びに必要な3つのポイントをしっかりおさえながら解説していきますので、
自分にぴったりのマイクを見つけて失敗しないマイクを選んでください。
自分にぴったりのマイクが見つかるように解説します!
この記事を書いた人
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STEP1:マイクの種類を決める
まずはマイクの種類について知っておきましょう。
今回は大きく2種類のマイクに分けてご紹介します。
- USBで接続ができるマイク
- USBで接続ができないマイク
まずはマイクを選ぶ前提条件としてパソコンへの接続方法で種類を選びます。
パソコンにUSB端子で繋ぐかどうかで値段や性能、使用用途が大きく変わってきます。
比較ポイント
比較項目 | USB接続できるマイク | USB接続できないマイク |
---|---|---|
音質 | 普通 | 高音質 |
値段 | (5,000~10,000円) | 安い(10,000~50,000円) | 高い
周辺機器 | ほぼ不要 | 買う必要あり |
メーカー知名度 | マイナーメーカーが多い | 有名メーカーが多い |
オススメ用途 | 通話・配信 | 配信・音楽 |
USB接続できるマイク
- USBでパソコンに接続ができる
- マイク以外の周辺機器が不要
- 周辺機器が不要なので予算が少なめで済む
- マイナーなメーカーが多い
USB接続ができるマイクのメリットと特徴はマイクだけで買い物が完結することです。
周辺機器やケーブルを買う必要がない為、予算を抑えることが可能です。
マイクを買えば必要なものが揃います
デメリットとしてマイナーなメーカーが多く、有名なオーディオメーカーの商品が少ないためアフターサポートが充実していない商品も多く存在します。
しかし、近年のUSBマイクは音質や機能面が良く、
音楽関連の用途以外で使うのであれば十分な性能です。
USBマイクの例
この1点だけで完結するので予算を大幅におさえられます!
USB接続できないマイク
- USBでパソコンに接続ができない
- マイク以外の周辺機器が必要
- USB接続できるマイクより値段が高いものが多い
- プロが使うものが多く音質が優れている
USB接続ができないマイクは一般的にはプロがコンサートやレコーディングなどの業務目的で使用されるマイクが多く、
直接パソコンに接続ができない端子を使用しています。
その為、パソコンに接続するにはUSBでパソコンに繋ぎ合わせる為のオーディオインターフェイスと呼ばれる機器が必要です。
またオーディオインターフェイス以外にもケーブルやマイクスタンドなどが別で必要となり、
マイク自体もUSB接続できるマイクに比べて高価なものが多いので予算が必要となります。
しかし、プロ仕様のマイクが多いので音質はかなり優れていて音楽目的や音質を重視した用途の場合に最適です。
基本的にオーディオインターフェイスでマイクを使用する場合は以下の機器やケーブルなどが必要です
USB接続ができないマイクの例
このマイクはUSB端子が無いため直接パソコンに繋ぐことは不可能です。
オーディオインターフェイス
USBで直接パソコンに繋げないマイクはこのオーディオインターフェイスを使ってパソコンに繋ぐ必要があります。
マイクケーブル
マイクとオーディオインターフェイスを繋ぐためのケーブルです。
マイクを購入してもセットで付いていない場合がほとんどなので別で購入する必要があります。
マイクスタンド
マイクを取り付けるマイクスタンドも別売りされているケースがほとんどです。
マイクと別に周辺機器やケーブルが必要になるので予算が必要です!
表でおさらい
比較項目 | USB接続できるマイク | USB接続できないマイク |
---|---|---|
音質 | 普通 | 高音質 |
値段 | (5,000~10,000円) | 安い(10,000~50,000円) | 高い
周辺機器 | ほぼ不要 | 買う必要あり |
メーカー知名度 | マイナーメーカーが多い | 有名メーカーが多い |
オススメ用途 | 通話・配信 | 配信・音楽 |
音質にこだわる配信や音楽活動をするならUSB接続できないマイクがオススメです。
平均的な音質で喋るような用途の場合はUSB接続できるマイクで全然OKです!
STEP2:使用環境の確認
マイクを使用する環境を確認しましょう。
マイクはさまざまな種類があるので自分が使用する環境に合ったマイクを選ぶことが大切です。
使用環境に合ったマイクを選ぶポイントは「周辺の音や環境音がどれくらい気になるかどうか」です。
周囲の環境音がうるさい場合
例えば
・外を走る車や電車の音がうるさい
・家族の声や生活音が大きい
マイクの種類によっては広範囲の音を拾えます。
しかし周囲の音が大きい、うるさい場合での使用はその音を全て拾ってしまうので逆効果です。
その為、周囲の環境音が気になる方が選びたいマイクは
・口の前にセッティングできるマイク
この点を基準に選ぶことをオススメします。
マイクを口の前にセッティングすることでマイクの音量を上げることなく一定の音量で声を拾うことができます。
その為、周囲の環境音が入ってくるリスクを大幅に下げることができます。
口の前にマイクをセッティングする場合はマイクスタンドが必要です。
マイクスタンド付きのマイクをオススメします。
USB接続できるマイクなら
FIFINEのUSBマイクならアームスタンドがセットで付いてきます。
アームスタンドはマイクを自在に好きな位置にセッティングすることが可能です。
口の前や少しずらした斜め前などに調整ができるのでかなり使い勝手のいいマイクです。
自在にマイクの位置を調節できるので周囲の音が気になる人には最適!
オーディオインターフェイスで接続するなら
オーディオテクニカのAT2020はレコーディングなどにも使用されるマイクです。
広範囲の音を拾えますがこちらも口に近い位置でセッティングすることで周辺音を拾うことなく使用することが可能です。
こちらはマイクスタンドやオーディオインターフェイスが必要です!
周囲の環境音が静かな場合
周囲の環境音が静かな場合はマイクのセッティング位置は自由です。
しかし気をつけなければいけない点として、
マイクの距離を離しても音をしっかり拾うことができるマイクを選ぶ必要があります。
マイクと口の距離が離れていてもしっかり音を拾えるマイクは感度の高いコンデンサーマイクと呼ばれるマイクです。
気をつけるポイント
・コンデンサーマイクを選ぶ
・マイクの離しすぎに注意する
マイクと口の距離が遠くなるにつれて音量はどんどん下がってしまいます。
さらに音量が下がるだけでなく拾った音の低音域が無くなっていきます。
音の低音域が無くなると芯の無いスカスカの声になってしまうので注意しましょう。
邪魔にならない位置に置けるUSBマイク
オーディオテクニカのAT2020USBは自立式のマイクとなっています。
机の上に置くだけで使うことができ、広範囲の音を拾えるので作業の邪魔にならない位置にセッティングできるのが特徴です。
しかし、マイクと口との距離があまりに遠すぎると音量も小さくスカスカの音になるので注意が必要です。
置き型なので好きな位置にセットが可能!
- 周囲の環境音がうるさい場合は口元にセッティングできるマイクがオススメ
- 環境音が静かな場合はセッティング位置が自由
- 広範囲の音を拾うならコンデンサーマイクがオススメ
- ただし口からマイクの離しすぎには注意
STEP3:使用用途に合わせて選ぶ
それではここからはさまざまな使用用途に合わせたオススメのマイクを紹介していきます。
用途ごとにオススメをいくつか紹介するので自分にぴったりのマイクを選びましょう。
用途ごとに重視したいポイント
通話 | 配信 | 音楽配信 | 音楽録音 | |
---|---|---|---|---|
求められる音質 | 自由 | 普通 | 高め | 高め |
必要機能 | 音量調整 ミュート | 音量調整 ミュート | 音量調整 ミュート エコー | 音量調整 ミュート |
セッティング | 自由 | 自由 | 口に近い | 口に近い |
値段 | 安い | 普通 | 高め | 高め |
通話のみの使用
人との通話目的でマイクを使用する場合はかなり予算をおさえたマイクを選ぶことができます。
- USBタイプのマイクで十分
- 音量調整の機能が付いたマイク
通話で必要な機能は音量調整くらいです。
マイクによってはボタンひとつで音を拾わなくするミュート機能が付いたものもありますが、
通話アプリのほとんどにミュート機能が付いていますのでマイクに付いていなくても大丈夫です。
通話用オススメ①
最低限の機能で通話用に最適な置き型タイプのマイクです。
周辺音や環境音が全く気にならない人にはコスパの良いマイクとなっています。
通話用オススメ②
こちらはマイクのセッティング位置を口に近づけられるので周辺音や環境音を入れたくない人にオススメのマイクです。
どちらも最低限の機能が備わったシンプルな置き型のUSBマイクです!
ゲーム配信や顔出し配信での使用
配信などでマイクを使用する場合は通話と同じ喋るための用途となります。
しかし、配信での使用は通話目的のマイクよりかは音質にこだわることをオススメします。
配信では配信ソフトを通して音の音質が少し落ちるので少し良質なマイクでカバーすることをオススメします。
- 音質をやや重視
- 音量調整の機能が付いたマイク
- ミュート機能はあると便利
また、顔出し配信をする場合は口の前にマイクを映したくない人もいます。
顔にマイクが被ってしまい顔が隠れてしまうのが少しでも気になる方は自由な位置にマイクをセッティングできるタイプを選ぶこともポイントです。
配信用オススメ①
MAONOのUSBマイクは音量調整とボタン1つでミュートができる機能が付いているので配信に最適です。
配信用オススメ②
同じくMAONOの置き型タイプのマイクです。
同様に音量調整とミュート機能が付いています。
オーディオインターフェイスで接続するなら
Blueのマイクは値段こそは高いものの音質が非常に優れており、見た目のスマートさから配信者の間で人気の高いマイクです。
少し高めのマイクですが国内と海外の配信者から高い支持を得ているマイクです。
音楽配信での使用
こちらも配信ですが歌や楽器の配信では必要な機能が変わってくるので別で解説します。
歌や楽器などの音楽配信では音質を重視してマイクを選ぶだけではなくエコー機能(リバーブ)があるマイクが向いています。
- 音質を重視
- 音量調節、ミュート機能が付いたマイク
- エコー機能が付いたマイク
マイクに直接エコーの機能が付いたマイクのほとんどがUSB接続ができるマイクです。
オーディオインターフェイスを使用してパソコンに接続するプロ仕様のマイクにはエコーや音量機能などは基本的に付いていません。
高音質のプロ仕様マイクでエコー機能を求める場合はオーディオインターフェイスにエコー機能が付いたものを選びましょう。
音楽用オススメ①
ZealSoundの置き型マイクはエコー機能が付いているので音楽配信に最適です。
エコーの強さも調整できるので使い勝手の良いマイクです。
音楽用オススメ②
LERANDAのアームスタンド付きマイクは三脚も付いているので置き型と使い分けることが可能です。
ポップガードも付いているので歌配信で音質にこだわりたい人にオススメです。
マイクにエコー機能が付いているのでこれ1つで音楽系の配信に使えます!
オーディオインターフェイスを使って接続するマイクの場合はエコー機能はマイクではなくオーディオインターフェイスに備わっているものを選びましょう。
エコー機能付きオーディオインターフェイス
歌ってみたの録音での使用
歌や楽器の配信と同じく歌ってみたの録音も同じ音楽の用途にはなるのですが、
歌ってみたの録音での使用ではエコー機能が不要です。
歌ってみたで使用されているエコーは基本的にミックス作業で行う編集のタイミングで付けるため、
録音時にはエコーがいらないからです。
- 音質重視
- 口の前にセッティングできるマイク
歌ってみたの録音をする場合は少しでも周囲の環境音を拾わないことが理想とされます。
口の前にセッティングできるマイクを選ぶことがポイントです。
歌ってみたオススメ①
歌の録音はなるべくマイクを口に近づけて周辺の雑音を入れないように録音することがポイントです。
また、声を発生した際に「ボフッ」とマイクに風が当たらないようにポップガードと呼ばれるアイテムがセットで付いているものがオススメです。
ポップガードなどセットになっているのでオススメ!
歌ってみたオススメ②
オーディオテクニカは国内でもメジャーなメーカーです。
音質面は非常に優秀なので音楽の録音では大活躍してくれるでしょう。
テクニカのAT2020は音質が優秀なので歌録りには最適!
オーディオインターフェイス必要マイクなら
こちらは同じオーディオテクニカのマイクでオーディオインターフェイスを使って接続するタイプになります。
性能や音質はUSB接続のものと同じになります。
まとめ
今回の記事のまとめ
- USB接続できるかでマイクの種類を決める
- 環境音でマイクのセッティング方法を決める
- 使用する用途で必要な機能などを選ぶ
この4つのポイントをしっかり理解して選ぶことで失敗しないマイク選びを行うことができます。
使用する環境と用途によってどのようなマイクを選ぶかは大きく変わってくるので選び方のポイントを間違えないように注意してベストなマイクを選びましょう。
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