- OBSでノイズを消したい
- 周辺の音を消したい
- ノイズゲートの設定数値を知りたい
今回の記事はOBSでノイズを簡単に消す方法をご紹介します。
OBSは配信や画面のキャプチャーができるソフトですがノイズ処理の効果もできる優れものです。
1分あればOBS内の機能でノイズ抑制や消すことが簡単にできるのでやってみましょう!
こんな問題を解決
・PCのファンの音
・周辺の環境音
・マイクなどに乗るノイズ
手順解説
- ノイズが乗っている場所を確認する
- ノイズゲートをインサートする
- 設定数値を入力する
- 対処完了!
ノイズが乗っている場所を確認する
まずは問題となるノイズや周辺音がどこから入っているのかを確認しましょう。
ほとんどの場合がマイクから入ってくるのでOBSのマイク入力のゲージを確認します。
今回は画像のように「マイク」に何かしらの雑音が常に入ってしまっている状態とします。
次にどれくらいの音量(レベル)で雑音が入っているかを確認しましょう。
今回の画像の場合だと-55~-50dBあたりで緑のメーターが振っています。
メーターの振り具合は自身の画面で確認しましょう
ノイズゲートをインサートする
今回はノイズなどを押さえるための機能を持った「ノイズゲート」と呼ばれるものを使用します。
音声ミキサーのマイクの右横にある歯車マークをクリックします。
その中にある「フィルタ」をクリックします。
フィルタの画面左下から「+」マークをクリックして「ノイズゲート」を追加しましょう。
これでノイズゲートのインサートが完了です。
設定数値を入力する
ノイズゲートをインサートした後は設定数値を入力していきます。
最初に確認したノイズの音量(レベル)に合わせて数値を入力していきます。
設定数値
設定項目 | 設定数値 |
---|---|
動作時間 | 0ms |
保持時間 | 200ms |
解除時間 | 130ms |
閉鎖閾値 | ノイズより+5dB |
開放閾値 | ノイズより+10dB |
動作・保持・解除時間についてはこだわりが無ければ上記の設定で大丈夫です。
そして重要な設定項目が閉鎖閾値と開放閾値を設定します。
この2つは先ほど確認したノイズの音量に合わせて調節します。
今回例に出したノイズの音量はー55~-50dBなので閉鎖閾値はノイズより+5dBの-45dBに、
開放閾値はノイズより+10dBの-40dBに設定しています。
あとは自分が喋ってみた際にしっかり音量のメーターが振っているかを確認しましょう!
マイクで喋っていないときにノイズが消えていて喋ったときに自分の声がしっかり認識していればOKです。
一人で確認する場合はOBSの録画機能で確認することをオススメします。
それでもどうしようもない場合は・・・
ノイズの原因はマイク本体やケーブルの断線などが考えられます。
あまりにノイズがひどい場合はノイズゲートを使っても改善できません。
その場合は素直にマイクなどを買い替えましょう。
PCに繋ぐだけですぐに使えるUSBマイクを別の記事で紹介しています。
機材の限界が来た場合は買い替えるのも1つの手です。